けろけろけろっぴ

今週の木曜日に、小さいころに受けたあざのレーザー治療によって右唇の上に残ったケロイドのことで、当時通っていた大学病院にひさしぶりに行くことになった。このケロイドについては、考えるのがいやだったり下手にいじって悪化するのが怖かったりめんどくさかったりで長い間放置していたんだけど、おばあちゃんが就職活動のことを心配して、「もう何年も経っているんだから技術も多少は進歩しているだろうし、一度診てもらいなさいよ」としきりに勧めてくれたので、10年以上ぶりにお話を聞きに行くことにした。そのケロイドというのは、その大学病院で受けた一番初めのレーザー照射によって残ってしまったもので、今度診てもらうのはその初回の治療を担当したお医者さんなのだ。このあたりでは、その人がその分野(形成外科)の権威だかららしい。ちょっと変な話。その人に対して恨んだり憎んだりの気持ちは不思議とわたしにはあまりないんだけど(顔合わせたらわからんけど)、お母さんは「わたしはあの先生を恨んでいるから、あの先生には診せたくない」というようなことを言っていたとおばあちゃんから聞いた。そうだったのかー。でも普通はそうかー。おばあちゃんは、あなたのせいで残った傷なんだから、あなたがきちんと治すことを約束してくださいって頼めばいいのよと言っていた。まあ、わたしのことなんか覚えてないんだろうけどなぁ。


それにしてもおばあちゃんはわたしのことをすごく心配している。わたしのことをすごくかわいそうな子だと思っている。心配かけてもうしわけないなーと思う。