みわ・オーラ・あきひろ様をおでむかえし、楽屋までご案内した。黒くて大きいオールドファッションなサングラスをお召しで、想像よりも小柄な人だった。ここから先書くことはきっとわたしの妄想の部分が大きいんだけど、おでむかえしたときのみわ様はわたしの顔をちらりとみてなにか言いたげにしていて、本番が始まってたまたまステージの様子を伺いにいったとき、みわ様はちょうど「最近の若い方はささいなコンプレックスにとらわれて身動きを取れないでいるものが多すぎる」「誰にだってそこらじゅう探せば必ずひとつはどこか美しい部分があるはず。たとえば足の裏だとかね(ここで会場がどっと笑う)」「そのひとつを誇りにして、堂々と胸をはって生きてゆけばいい」というお話をなさっているところで、ああ、これはひょっとしてそういうことなのかしらと思った。くりかえすけどこれはわたしの妄想。とりあえず今はイベントを何事もなく(まあ小さなトラブルはちょこちょこあったけど)無事に終えることができて安心して気がぬけた。今日は一日中ねていた。